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ハーブを育てる【庭植えを楽しもう】・・庭植えに適した低木系ハーブ

ハーブの多くは庭植に適していますが、やはり低木系ハーブは地植えにするとぐっと見事になります。
ローズマリーやタイム、ラベンダーなどは低木系ハーブになります。
こちらでは頑丈で育てやすいものをメインに紹介していきます。

ハーブ図鑑

庭植えに適した低木系ハーブ

花も樹形も香りも楽しめる低木系ハーブ

ラベンダーのバナー


【庭植えに適した低木系ハーブ】

多くのハーブが実は低木に該当します。
その中でも、地植えにしたほうが映えるもの、鉢よりも生育が良くなるものなどは庭に地植えにするとより一層よく育ちます。
特に大型になるものや枝ぶりが見事になるものは庭植えがおすすめです。


以下のような目的の場合も低木系ハーブが適しています。

・大きく育ててメインにしたい
・目立たせたい
・生垣やコニファーのようにしたい
・他の木の足元隠しにしたい


種類では以下のハーブが適しています。
それぞれ多くの品種があるので、好みで選びましょう。

・ローズマリー(立性・半匍匐性)
・ラベンダー(イングリッシュ系・ラバンディン系・フレンチ系)
・タイム(立性・匍匐性)
・セージ(料理用コモン系・観賞用系)など


なお、エルダー、マートル、チェストツリー(西洋ニンジンボク)、 オリーブ、ユーカリ、ローレル(月桂樹)などは低木とはいいがたいほど伸びるのでここでは除外します。


【代表的な低木系ハーブ】

【ローズマリー】

植え替え時のコツ1
【ローズマリー】 薄紫~青紫の花が咲く、低木性のハーブ。
料理用・観賞用におすすめのハーブ。
ハーブで生垣にするには最も適しています。 一本使いでスタンド仕立てにし、コニファーのようにもできます。

ハーブとしてはかなり大型になり、特に大型種は庭に地植えにすると茂み状に育ちます。
大きさは主に剪定で管理します。
料理に使うほか、消臭・防虫、掃除などの日常の家事にも使えるので意外と使い道には困りません。


【ラベンダー】

植え替え時のコツ1
【ラベンダー】 香りがよく人気のハーブ。
ドライフラワーなどクラフト用にも向いています。
イングリッシュ系・ラバンディン系・ストエカス系(フレンチ系)、その他の品種があります。

庭植えに向くのは大きく分けてイングリッシュ系・ラバンディン系・ストエカス系になります。
それぞれ特徴や傾向が違うので、別物と考えて扱った方が良いでしょう。


【タイム】

植え替え時のコツ1
【タイム】 料理にティーに大活躍のハーブで可愛い花も魅力的。
立性はそのまま鉢植えに、匍匐性は他の植物の足元隠しには最適で、吊り下げてもおしゃれです。

コンパクトで小花がかわいらしく、暑さにも寒さにも強く頑丈で庭・屋外に適するハーブです。
背の高い立性でも40センチ未満と扱いやすいのがメリット。
匍匐性はグラウンドカバーに人気で、地面を覆いつくして広がっていきます。


【セージ】

植え替え時のコツ1
【セージ】 サルビアの仲間で花も美しいハーブ。
料理用のコモン系と、香りのある観賞用の品種が人気です。
コモンセージの花は紫のほか、ピンクと白の花があります。

コモン系は大きさは中型で扱いやすいハーブです。
花はサルビアそのもので、美しく観賞価値も高いといえます。
意外と斑入りやカラーリーフも多く、葉も美しいハーブです。
観賞用の品種は大型になりますが、耐寒性がないので涼しい地方では防寒対策が必要となります。


【ウィンターセボリー】

植え替え時のコツ1
【ウィンターセボリー】 セボリー(サボリー/セイボリー)の多年生のタイプです。
ピリッとた深みのある香りで、料理に適しています。
花は白く清楚で、尖った葉は寒くなると艶のある黒銅色に変化します。

ローズマリーなどと比べればコンパクトで扱いやすい低木性ハーブです。
尖った葉のグリーンも美しく、観賞用グリーンとしてもおすすめ。
クリーピング(匍匐性)ウィンターセボリーも存在しますが、入手できる場所は少ないです。


【アルテミシア系】

植え替え時のコツ1
【アルテミシア系】 ヨモギの仲間で、細かな切れ込みの入った美しい葉が特徴です。
キク科の植物で葉には強い香りがあり、昔から防虫用に使われてきました。

草のように思われていますが実体は低木で、根元から匍匐茎が横へ広がっていく性質です。
代表はマグワート(ヨモギ)で、サザンウッド(コーラプラント)、ワームウッド(ニガヨモギ)などがガーデニングに人気です。
なおヨモギ以外は口に入れないほうが無難です。


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