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便利帳【防虫・虫よけに】

防虫・虫よけに使えるハーブはいろいろありますが、においも成分も様々でいろいろ。
クセが強いものが多く、香りが好みでない場合は困りますね。
こちらでは比較的なじみやすいものをメインに紹介していきます。

ハーブ図鑑

ハーブで虫を予防しよう

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Contents 目次

【Chapter:1】ハーブで虫を予防しよう
 ・虫が嫌うハーブを使おう
 ・虫が嫌うハーブの使い方
 ・虫が発生する場所をチェックしよう
 ・安全に使うために

【Chapter:2】
 ・虫が嫌うハーブの種類

【補足】
 ・虫が嫌う成分

ラベンダーのバナー


【ハーブで虫を予防しよう】

【虫が嫌うハーブを使おう】

虫が嫌うハーブは色々あります。
虫が嫌う成分は主に香りに含まれており、成分や香りによって忌避する虫の種類も異なってきます。
いくつか系統があるので覚えておいて使い分けると良いでしょう。


【虫が嫌う成分とハーブ】
【カンファー系】・・ローズマリー、ラバンディン系ラベンダーなど
【シネオール系】・・別名ユーカリプトール。ヨモギ系など
【αピネン系】・・針葉樹やゼラニウムなど
【シトロネラール】・・主にユーカリ系


虫全般にはカンファーを含むハーブ、蚊に特化したい場合はシトロネラールを含むハーブをベースに、他のハーブを組み合わせて使うと良さそうです。
ローズマリーやラバンディン系ラベンダーをベースに、セージ、クローブ、ヨモギ、キャットニップなどを合わせると多くの昆虫に幅広く対応可能です。


たくさんあって覚えきれない、という場合は、ひとまずラバンディン系ラベンダーとガーデンルー(ルー/ヘンルーダ)の2種類だけ用意すればそこそこ万能に使えます。
※ガーデンルーは近年は蚊よらず・猫よらずの名前で販売されていることがあります。


【虫が嫌うハーブの使い方】

虫が嫌うハーブは色々ありますが、ただ植えておくだけではなく、ひと手間加えることで効果を発揮します。
主に細かく切って撒く、焚くなどの方法があります。
ここでは比較的簡単な方法をご紹介します。


【1.撒く・散らす】

ハーブそのものを細かく切って撒く・散らすという簡単な方法です。
触れたり踏んだりすることで香りの成分が出て効果を発揮します。
部屋に散らばって嫌という場合は、コーヒーや茶葉の紙製フィルターなどに入れて敷物の下に仕込みましょう。


【2.サシェにする】

上記の1でも触れましたが、コーヒーや茶葉の紙製フィルターなどにハーブを入れてサシェ(匂い袋)にし、敷物やクッション、枕、タンスなどに仕込みます。
触れたり踏んだりすることで香りの成分が出て効果を発揮します。
おしゃれなオーガンジーやレースの袋で作ったサシェは、プチギフトとしてもおすすめです。


【3.ポプリにする】

よく透明な器に入った色とりどりのハーブを見かけると思いますが、放置していても香りが漂うハーブの種類は少ないため、たいていはアロマオイルが使われます。
そのままでも香りが漂うハーブとしてはラベンダーが挙げられ、このうち虫にも効果があるのはラバンディン系ラベンダーとなります。


【4.ドライフラワーにする】

ハーブの中には乾燥させても香りが残るものがたくさんありますが、そのうち、ただ吊るしておくだけでも香りが漂うのはラベンダーとなります。
このうち虫にも効果があるのはラバンディン系ラベンダーとなります。
他のハーブは吊るしておくだけでは効果がないので、ほかの用途に使う材料として乾かしましょう。


【5.焚く・燃やす】

乾燥させたハーブを燃やします。
この方法は、主に家の中に大量のコバエや小さい蛾が沸いたときに威力を発揮します。
ただし、屋外であればハーブをそのまま燃やせますが、室内ではややハードルが上がる方法です。
比較的近い状態にするにはオーブンやトースターで乾燥させる方法がありますが、燃えないように細心の注意が必要です。
※扉を開けたまま加熱するため、機器によっては安全装置のために不可能な場合があります。
※その場合は、扉を閉めて短時間加熱→扉を開ける→加熱と繰り返します。


【6.お香にして焚く】

やや手間はかかりますが、自作のお香を作って楽しむという方法もあります。 ドライハーブを乳鉢などで粉末にし、つなぎと共に練り合わせて成形、乾燥させたら完成です。


【虫が嫌うハーブの種類】

ローズマリー・ラバンディン系ラベンダー・イングリッシュ系ラベンダー・セージ・タンジー・ヘンルーダ・キャットニップ・ヨモギ・針葉樹・レモンタイム・アンジェリカの根・ レモングラス・シトロネラグラス


 【補足】虫が嫌う成分

虫が嫌う成分には多くの系統があります。
成分単独で効果があるものもありますが、多くは複数の成分が複合されることで効果が出るようです。
虫が嫌うハーブは複数の成分を含んでいるものが多くみられます。


【カンファー】
いわゆる樟脳の香りで、昔からタンスの防虫剤などに使われる。
単発でも効果があるが、他の成分と複合してより効果を発揮する。
ストエカス系ラベンダー、ラバンディン系ラベンダー、ローズマリーなどに多い。
※口に入れると有毒とされるので注意が必要


【カンフェン】
様々なハーブの油脂の中に含まれている。
カンファーやα-ピネンなどと複合してより効果を発揮する。
※水生生物には有毒なので水槽を置いている場合は注意が必要


【カリオフィレン】
クローブ(丁子)の成分として知られ、シナモンにも多少含まれる。
バジルやオレガノにも多いが、ローズマリーやラベンダーの方が量は薄いものの香りが長持ちしやすい。
日本で樟脳が知られるより昔は丁子で焚き染めて防虫としていた。


【α-ピネン/β-ピネン】
芳香成分として知られ、名前の通り松や針葉樹に多い。
さわやかな森林の香りとされ、松やヒバ、ジュニパーなどが該当する。
防虫効果としてはα-ピネンが強く、カンファーやその他の成分と複合すると強力になる。
β-ピネンは針葉樹よりはローズマリー、パセリやバジル、ディルなどの身近なスパイス系ハーブ、バラなどに含まれる。


【リナロール】
芳香成分でイングリッシュ系ラベンダーに代表される。
多くの小型昆虫が嫌うとされるが、単独での忌避効果はあまり強くなく、他の成分が効果を発揮するためのベースと考えたほうが良い。


【シネオール】
別名ユーカリプトールで、名前の通りユーカリ系に多い。
他にはローリエやティートリーなどの樹木系ハーブ、ローズマリー、セージ、ヨモギを含むアルテミシア系に多い。


【シトロネラール】
いかにも柑橘系っぽい名前だが、柑橘系よりもユーカリ、レモンユーカリに多い。 蚊に対しての忌避効果が高いことで知られる。


【シトラール】
いかにも柑橘系っぽい名前だが、ゲラニアールとネラールを合わせて指す呼称。


【ゲラニオール】
名前の通りゼラニウムから発見された成分で、ゼラニウムのほか、 シトロネラグラス系に含まれる。
蚊に対しての忌避効果があることで知られる。


【メントール】
いわゆるミントの香り、ハッカの香りで、冷涼感を感じる。
和ハッカの系統や、ペパーミント系に多い。
虫が嫌う成分とされるがあまり強くはないので、香りの調整に加えられることが多い。


【ピレスロイド】
ピレトリンなどを含む複数の成分で、主にキク系が含んでいるが代表的なのはピレスラムつまり除虫菊で、蚊取り線香の材料として知られる。
※天然成分は光と酸素に不安定なので、保管には工夫が必要
※除虫菊は昆虫のほか、魚・猫にも毒性があるため注意が必要


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